本稿では、Hyper x のゲーミングマウス「Pulse fire haste wireless」のレビューをお届けします。最近発売された2代目を購入されている方にも参考になるはずです。
特徴
- 超軽量設計のPulsefire Hasteシリーズ
- ワイヤレス接続と長時間バッテリーを備えているにも関わらず、重量は61~62グラムと2グラムしか増えていない
- 最大8000万回のクリック耐性を持つ「TTC Golden防塵マイクロスイッチ」
- 高純度PTFE製ソール
- 左右クリックボタン、左右側面のグリップテープ付属
- IP55規格に対応の防塵・防水性
- 最大バッテリー寿命100時間
ファーストインプレッション
Pulsefire Haste Wirelessは有線ゲーミングマウス「Pulsefire Haste」の無線モデルです。こちらも販売価格は8,000円以内と、ワイヤレスマウスとしては非常に安価な価格設定になっています。中サイズながら本体重量61gとかなり軽量なことも注目すべき点です。
センサーはPMW3335を搭載し、350mAのバッテリーで最大100時間の連続動作が可能です。ハイエンドな仕様ではなく、低コストでゲームでの使用で困らないミドルスペックかつ実用性の高いものに仕上げている印象です。その詳細についてこの記事で解説します。
この製品について
スペック
価格 |
【2023年/5月/14日時点Amazon価格】7,859円(税込み) |
本体 |
カラー |
黒・白 |
サイズ |
124.2 × 66.8 × 38.2mm |
ボタン数 |
6つ |
形状 |
左右対称 |
表面 |
マッドテクスチャー |
重量 |
黒61g・白62g |
ケーブル |
長さ |
1.8m |
タイプ |
HyperFlex USB-C充電ケーブル |
センサー |
センサー名 |
pixart PAE3335 |
DPI |
16000 |
ポーリングレート |
125/250/500/1000 |
最大速度 |
450IPS |
最大加速度 |
40G |
スイッチ |
左右クリック |
TTC Golden防塵マイクロスイッチ |
ホイール |
- |
バッテリー |
最大100時間 |
ソフトウェア |
Hyper X NGENUITY |
内容物
写真撮り忘れてるのでないです。
- Pulsefire Haste Wireless マウス本体
- USBドングル
- 延長アダプター
- USB-A to USB-Cパラコードケーブル (USBドングル延長/充電の両用)
- 交換用マウスソール
- グリップテープ
- 取扱説明書
本体・使用
形状
Pulsefire Haste Wirelessは、左右対称ゲーミングマウスです。
寸法は124.2 × 66.8 × 38.2mmで、中サイズに分類されます。
横から見ると、中央付近が最も背が高く、両端にかけて降りていきます。緩やかな設計なので万人受けする形です。
サイドは若干くびれているが、ほぼ平たく自由に指を配置できます。
g pro x sl との比較 青色の線がHyper X pulse fire 緑色の線 g pro x sl
表面の質感
表面の質感はざらざらしています。指紋や汚れなどが目立つ印象はないです。
手が乾燥していると割と滑り、湿っているとちょうどいい具合になります。
付属でグリップテープがついてきますが、何日使用したかは忘れてしましましたが、使っていると逆にサラサラになり滑ります。
ビルドクオリティ
正直、よいとは言えません。場所によって(サイドボタンの先端と後方、マウスの中央)は少し力を入れると音がし少したわんでしまします。しかし、再度ボタン下近くを持てば問題はないです。
ソール
ソールは写真を撮っておらず、また使用して時間がたっているため詳しくレビューはできません。
覚えているのは特に引っ掛かりはなくよく滑ってくれると思います。
重量
「Haste Wireless」のカラー展開はブラックとホワイトがあり、重量は1gほど差があります。筆者はこのマウスの前は有線版g pro を使用しており、重さは約80gもあったため、このマウスに変えてから疲れにくくなりました。
左右クリックスイッチ
メインボタンにはTTC Golden 防塵マイクロスイッチが使われ、ストローク耐久は6000万回。
押し心地は固くもなく柔らかくもない。ストロークが少し短めだが誤爆することはほぼないと思われる。
マウスの中央側と先端側のクリック感は異なり、中央側は少し硬いため力を少し強める必要があります。
サイドボタン
形状は細長タイプで端の部分は滑らかになっています。再度ボタンの下からずらした場合、しっかりと再度ボタンで止まってくれます。
クリック感は左右クリックと似た感触ですが少し遊びがある印象です。
誤爆することはほぼないと思われます。
ホイール
ノッチ感は少なめなので滑らかに回転してくれます。
程よく出ているので左右クリックからアクセスしやすいです。
クリックについては標準的な硬さだと思います。
センサー
Pulsefire Haste Wirelessは、PixArt PAW 3335を搭載しています。主なスペックは最大16,000DPI、最大加速度40G、最大速度450IPS。
発売日時点で3370搭載されているものがあるので、その点では少し劣ってしまいます。
ソフトウェア
Pulsefire Haste Wirelessは、HyperX製デバイスの統合ソフトウェア「HyperX NGenuity」に対応しています。以下のURLより入手可能です。
www.microsoft.com
設定項目は LEDライティングの色とパターン、ボタンへのキー・マクロ割り当て、DPI (200~16,000dpi)、ポーリングレート (125, 250, 500, 1000Hz)、リフトオフディスタンス (1mm / 2mm)など。
基本的な設定項目に加え、2段階のリフトオフディスタンス調整も行えるので、ほとんどの場合は困ることはないです。
結論
価格相応のクオリティかと思います。筆者が点数付けるなら100点中80点くらいです。同梱物も豊富でかつ価格もワイヤレスマウスの中ではかなり安価というコスパにも優れるマウスです。今は2代目が発売されており、2代目ワイヤレスは10000円を超してしまいますが、2代目有線版なら価格も安く8kのポーリングレートに対応しているので、マウスバンジーを持っている方なら有線版のほうがおすすめです。
よい点 |
悪い点 |
価格が安い |
握る場所によるがたわむ |
100時間使用できるバッテリー |
センサーが古い |
安定した2.4ghzの通信 |
万人受けする形状 |
約60gと軽い重量 |